日記・コラム・つぶやき

2012年2月 5日 (日)

ユニクロの新採用方式について

  ユニクロの就活平成維新について

 柳井正会長兼社長がまた「就活」世界を混乱させていますね。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは、来年にも大学新卒の一括採用を見直す検討に入ったということです。これまで「伝統」であった採用方式が破壊され、新たな採用方式が他の企業に広がることが想像されます。

 柳井正会長兼社長が「大学」に見切りをつけた、感があります。

 

 

 はたして、本当にそうなのでしようか。

 

 

 

 柳井正会長兼社長が朝日新聞のインタビューで次のようにおっしゃっていました。
 

一括採用だと、同じような人ばかりになる。1年生の時からどういう仕事をするか考えて、早く決められる方がいい。

 

 

 具体的には、1年生の時点で採用を決め、在学中は店舗でアルバイトをしてもらい、卒業と同時に店長にするといったコースが想定されるということです。 

 

 

 これは大学教育を経てきた若者が、あまりにも「人材」になりきっていないから、ということが想像されます。

 

 

 この採用方式がよいか、悪いか、まだわかりません。
 ツイッターなどみれば「ユニクロ大学をつくればいい」「高卒でいい」という意見などがあり、批判が多いような気がします。 

 

 

 

 これは柳井氏の計画のひとつなのかもしれません。
 大学教育のあり方に企業人から変革を求める。
 そういうことなのでしょう。

 

視点を変えて、今の就職事情を考えて見ましょう。
 私が出会う大学生は、総じて「おとなしさ」を感じます。
 ある意味これは幸せなことでした。平和な日本が続き、子どもを、学生を、国民を優しく守ってこれたからです。
 

 

 特に自分の子育てのことを考えても我が子を「あまやかしている」と思います。物にあふれ、「ほしい物」は「変える」時代です。作り出すものではない。

 

 わたしは、よく鉛筆削りの小さな小刀をつかって小枝などを削っていましたが、我が子にはさせていませんね。

 

 

 

 

 自分の幼いころに比べて、我が子を取り巻く環境は「危険から回避」されすぎているような気がします。

 

 

 

 大事に育てられた若者は「ハングリー」精神を喪失しました。
 今、就職活動を援助する講座をしていますが、そこで感じるのが若者の危機感のなさです。「なんとかしてもらえる」のが当たり前、という無意識内の感覚です。

 

 平和だったからこそ、ここまで進んでしまった「覇気の無さ」。
 私が指導している学生達はすばらしく「ピュア」です。やさしくて、すなおで、かわいらしい。男の子も、女の子も。

 

 

 とてもすばらしいのです。でも、これから世界で戦える人材とはいえない。
 
 柳井正会長兼社長もこの「ジレンマ」が、今回物議を醸している採用方式の発表に繋がっているのでしょう。

 

 

 厳しい「父性愛」ゆえと理解したいと思います。

 

 

 日本の大学の研究水準、教育水準はとても高いと思うのです。

 

 

 でも、ゼミに遅刻したり、無断欠席したりする学生を本気で怒ることができない場になっています。【それはすべての教育機関にいえるでしょう】

 

 

 大学生なら「大人」であるべきなのに、「社会常識」に反したから叱ると、時に「保護者」からクレームがくる。先生は学生の内面指導でできなくなります。

 

 

 それが、バイト先の店長に叱られたなら、大学生は従うのです。
 

 髪の毛の色も「高時給」のためなら、黒く染める・・・・そんな話をよく聞きます。

 

 

 柳井正会長兼社長は、「学問のことは大学におまかせしたい、しかし、社会人基礎力は我が社が指導しましょう。社会人としての内面の教育はおまかせいただきたい」という気持ちなのではないか、と勝手に想像します。

 

 

 柳井正会長兼社長の就活平成維新は日本の若者の「社会人基礎力」を高めるために打ち出した、苦肉の策と考えます。

 

 

 しかし、この採用方式が本当に良いのかどうかは、今後の結果をみなければいけません。しかし、このことを投げ石に「教育機関の内面指導」の問題を公の場で話し合っていただきたいと望むばかりです。

2012年1月 1日 (日)

古事記成立1300年、日本再出発の年として・・・

新年。

 

新たなはじまりの時です。

 

『古事記』序文に書かれたことを信じると、今年は古事記が世に出て1300年になります。

 

現存する最古の「歴史の書物」がこの『古事記』であると考えると、

 

日本の「歴史」の意識が世に出された初め、と考えて良いのではないでしょうか。

 

最近の考古学NewSでは『古事記』よりも古い文字資料が発表されており、『古事記』よりも古い「歴史の書物」が存在していた可能性は極めて高いでしょう。

 

 

しかし、客観的事実として、『古事記』は長い時を経て「日本のはじまり、世界のはじまりを説くもの」として国民に親しまれてきました。

 

ほぼ同時期に成立した『日本書紀』にも「日本のはじまり、世界のはじまり」が記されていますが、漢文体という外国文化の色濃い書物だったせいか、それとも「ひとつの筋にまとめられていない書きぶり」であったせいか、国民が親しむものとしては『古事記』に及ばなかったような気がします。それは現在、本屋の棚をみても明らかでしょう。『古事記』は田辺聖子氏、阿刀田高氏をはじめ、多くの文学者に口語訳され、近年では三浦佑之氏著『口語訳古事記』が大反響になりました。

 

 

だからといって『日本書紀』が『古事記』に劣るとは考えていません。どなたかが分かりやすくおもしろい『口語訳日本書紀』を発刊されれば、『日本書紀』を読まれなかった方々にも、その魅力がよく分かるはずです。

 

しかし、『日本書紀』成立は西暦720年・・・あと8年後に詳しく書きましょう。

 

『古事記』に戻ります。

 

前にも書きましたが、この記念の年に島根県の方々がお祝いをしようとご尽力なさっています。(詳しくはhttp://www.shimane-shinwa.jp/ 神々の国しまね を参照してください。) 

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  • ある万葉集研究者の方からうかがったお話、とても興味深い催しが多く、島根県を訪れる価値あり、とのこと。ぜひ足を運びたいものです。
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  • 話は飛びますが、 昨年、大震災が日本を襲ったということと、日本の神話とを重ね合わせてしまいます。
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  • 年末、民放の特集番組で大震災の再検証を拝見し、涙しました。 
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  • 改めてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、この「歴史」を語り伝えていかなければいけない、と心した次第です。
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  • そして、このような気持ちを、はるか遠いご先祖さまたちも抱かれ、「語り」という記録媒体に託して伝えてきたのです。 
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  • 自然を、「カミ」を、軽んじてはいけない。
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  • 自然を人間が克服できるなど、思い上がってはいけない。 
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  • 数多くの神話、伝説が繰り返し、繰り返し、伝えようとしたこと。
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  • たとえば、『古事記』崇神天皇条に記された、大物主神(おおものぬしのかみ)の説話。
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  • 疫病が広がり、国民が死に絶えようとするほどになります。 
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  • これは大物主神の「御こころ」であり、天皇が謙虚にカミのことばに耳を傾け、実行することで災いは治まり、「国家安平」になったとあります。 
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  • またはスサノオ神話にも、山の神と考えられる「ヤマタノヲロチ」を退治する物語がありますが、『古事記』では、その「ヤマタノヲロチ」の尾から「草薙(くさなぎ)大刀」が出てくると、スサノオはアマテラスに献上し(日本書紀では天神)、現在熱田神宮に祭られています。
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  • 山の神ヤマタノヲロチを退治したものの、その分身とも思われる草薙の剣を、アマテラスが後に(天孫降臨の時に)再び地上へ、伊勢に降し、祭祀させます。 
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  • その剣は景行天皇の時代、ヤマトタケルに渡され、結果として尾張国に留められます。 
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  • そして熱田神宮で現在まで祭られることになるのです。
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  • ヤマタノヲロチをスサノオが退治した、という神話は「人間が山、河を制した」という背景を想像させます。
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  • しかし、わたしは単にそれを「自然服従の神話」とは理解したくありません。
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  • 自然を破壊して何らかの利益を手に入れたあとも、その分身たる大刀を祭り、カミへの畏敬の念を忘れないようにする、日本人の「こころ」を読みとりたいと思います。
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  • 決して、日本のヤマタノヲロチ神話は自然破壊の神話ではないのです。
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  • または「蘇民将来」の神話も私たちに「カミへの謙虚さ」の必要を訴えています。 
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  • 人間は思い上がってはいけないのです。
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  • 自然の怒り、災害が生じたときには「思い上がらす」「たかをくくらず」、とにかく逃げることが必要だということ。
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  • 常に自然に対して「謙虚な気持ち」をもち、「カミを畏れ祀(まつ)る」かのごとくに、自然災害対策を行うこと。
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  • 日本のカミは、時に残酷(祟り神)で、甚大な命と引き替えに「何かを教えよう」とします。
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  • 震災の後に日本人が(もしかすると世界の人が)再認識した「人の絆」「家族の絆」「他者への思いやり」「誠実」「秩序」「節度」「自己犠牲」・・・・「隣にいるひとが生きていることの有り難さ」・・・数々。 
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  • わたしたちは震災で亡くなった尊い犠牲(ぎせい、とも、いけにえ、とも)を無駄にしないためにも、これから起こる災害で犠牲者をださないように努力しなければなりません。
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  • 日本の「歴史」が世に開かれた年、西暦712年。
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  • それから1300年がたちました。 
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  • わたしたちは、この記念の年に改めて「神話」や「伝説」を読み、そこから日本人の大事な「こころ」を再認識すべきではないでしょうか。
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  • 日本人の「絆」の端緒として・・・
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    2011年9月21日 (水)

    東北大地震 海は教えてくれていたのか

    今年の台風はすさまじい。

    職場では避難勧告が出て、臨時休校になりました。

    自然のおそろしさを実感するばかりです。

     

     

     

     

     

    子どもも休校になり、暇をもてあましていたところ、ふと思い出しました。

     

     

     

    リュウグウノツカイはどうなったのでしょう。

     

    昨年3月、こちらのブログにリュウグウノツカイと自然災害について書きました。

    深海魚であるリュウグウノツカイがたくさん浜に打ち上がったからです。

    【2010年3月の「リュウグウノツカイと人魚、そして災害伝説」を参照してください。】

     

    この時、私は古い伝説を根拠にリュウグウノツカイは地震、大津波の予兆と考えました。

     

    実はブロクに載せるまえに、地元の新聞社に投稿しました。

    リュウグウノツカイの調査を学問的にすべきだ、海底に異変が起こっているかもしれない、と。

     

    その記事は無視されてしまいました。

     

     

    そして、ちょうど一年後、大地震が・・・

    一年という間は長いのか、短いのか。本当にリュウグウノツカイの異変は東北大地震(日本大地震)に関係なかったのか・・・

     

     

    いまからでも調査すべきではないでしょうか。

    先祖の方々が語り伝えた伝説は真実を含んでいると私は考えます。

    伝説を軽んじると痛い目に遭う・・・・ある大事件がそれを教えてくれています。

     

    ある会社は、伝説の大津波についての報告を「それは伝説だから」と無視し、巨大な施設を海岸近くに建設したと言います。

     

     

    その時「伝説だから」と伝説を軽んじたことが、神の怒りを受けたかのような大事に至りました。

     

    リュウグウノツカイの件もいまから真剣に研究すべきだと思うのです。または研究がされているなら、是非公表してほしいと願います。またはご存じの方はコメントにてお教えください。

     

     

    台風で増水した庄内川をみて、思いついたことを書きました。

     

    みなさんはどう思われますか・・・

     

     

     

     

     

    2011年1月28日 (金)

    ブログ名をまた変えました・・・

     また、ブロク名かえました。

     

     ブログ名と内容がそぐわない気がしたので・・・

     

     まだまだ悩み中・・・

    2011年1月10日 (月)

    すいません、今日は母としての覚え書きです

    小学1年生、下の息子は大の自動車好き。

     

    今日もお年玉で買った、イニシャルDのプラモデル(15歳以上用)を、

    勝手に組み立てはじめ見事に破壊。

    菰野のじいさまに組み立ててもらうはずだったのに・・・

     

    最近、おならをすると、

    母「誰のおならの音?」

    息子「ちがうよ、おれのエンジンの音heart02

    とぬかす。

     

    そんな息子をかわいいと思う、親ばかな自分にあきれる。

     

     

    2011年1月 8日 (土)

    就活を就活と考えない就勝講座

    今日は、社会人基礎力講座の講師の仕事をしてきました。

     

    就職活動を始める大学生3人に「就活を就活と考えない就勝講座」を。

    つまり、就活応援講座です。

     

    はっきりいって座談会でしたが・・・

     

    悩める大学生、男3人。

     

    3人に共通することは「素直なこと」。

    ですから、この3人はとても育て甲斐がありそうです。

     

    今日は、昨日ブロクで書いたようなことを話しました。

    この学生さん達にとっての「銭婆」(どっちかっていうと釜爺か・・・)

    になるつもりです。

     

     

    いろんな悩みがありましたが、

    その時、印象的だった会話。

     

    「新聞、特に経済新聞を読み始めようよ」

    「いや・・・難しいから、読めないんです」

     

    おやおや、と思われるかも知れませんが、正直で私は好感持ちました。

    そう、新聞を読むのも難しいんです。読むという習慣を身につけないと、

    新聞は面白くない。習慣がつくと、読まずにはいられなくなる。

    新聞ってそういうものです。

    (いつか、私が考える「新聞を読むことの大切さ」を書きましょう。)

     

    新聞をとらないご家庭も増えたそうです。

    新聞を読む習慣が身についていなくて、 

    新聞の内容が理解できなくて、読めない大学生って結構いるんじゃないでしょうか。

     

    ですから、私は、

    「あなたをバカにしてるわけじゃなく、本気で言うことだから怒らないでね。

    まずは、毎日小学生新聞から始めたらどう。

    うちも読んでるけど、これが結構バカに出来ないんですよ。

    読み仮名がふってあるだけでなく、ニュースの解説が分かりやすい。

    しかも月々1500円弱。3ヶ月ぐらい続けて読んで習慣づけることが出来たら、

    普通の新聞の経済面や経済新聞に移行したら。」

     

    いや、毎日小学生新聞。すごいです。

    経済、政治についても感心します。

    いま、子どもに寝る前読み聞かせしてますが、

    はっきりいって、自分の勉強になっています。

    「わかりやすく話す」鍛錬になりますね。

     

     

    就職活動でかく恥は、10年後には思い出です。

    就職活動のために新聞読みたいけど、

    何書いてあるか、わかんないからな~

    と悩んでる、就活学生さん。

    思い切って「毎日小学生新聞」読んでみません。

    読まないよりずっといい。

     

    「わかりやすく話す」力を付けたい方。

    毎日小学生新聞の音読してみませんか。

     

     

    また、経済の勉強のために投資をしてみたら、とすすめてみました。

    「でも、絶対損するから。得するとおもってやっちゃだめよ」

    とすすめました。

    今は10000円で投資ができる時代です。

    投資の仕方がわからなければ、銀行の窓口にいくといい。

    すると、社会の先輩が親切に教えてくれます。

    私のお薦めは、ローリスク・ローリターンの投資信託。

    そう、投資は投資の専門家に任せてしまうのです。

    すると、投資の報告が届きます。

    または「決算レポート」。

    それをみると現在、どんな経済社会なのか、わかる。

    自分のお金が、増えたり減ったり「動く」わけですから、

    関心を持たずにはいられない。

    新聞の経済面、経済新聞を、自分のこととして読むことが出来ます。

     

     

    勉強だと考え、損をする、お金が減るのを覚悟して経験してみては

    もちろん無理のない、お小遣い程度でお願いします。

     

     

    就職するということは「経済社会」の一員になるということです。

    ならば、「経済社会」という世界のことを知らないのはおかしい。

    自分がこれから生きていこうとする世界です。

    ぜひ、小学生新聞を読む、少額投資をする、など

    活きた就職活動をしてくだい。

    就職活動という試練をのりこえ、「生きる力」を覚醒させるために・・・

    2011年1月 7日 (金)

    「千と千尋の神隠し」から学ぶ社会人基礎力

    中日新聞、2011年1月6日(木曜日)に興味深い記事がありました。

     

    「座標変換④ ゆとり世代 逆境をバネに」
     

     

     ここに、23歳Kさんの経験が紹介されています。

     

    愛知県刈谷市の居酒屋で2年半、学生アルバイトに打ち込んだこと。
    この居酒屋の店員教育の厳しさによって、Kさんが目覚めたこと。

    「身の回りのすべての出来事をプラスに解釈すべし」
    「無理だとか、できないなどの愚痴を絶対言わない」
    など、30もの約束事があり、

    夢中で働くうち「変わったね」と言われるようになったそうです。

    Kさんが就職活動を始めた2000年秋、

    リーマン・ショックが起き、就職戦線が一気に冷え込みました。

    しかし、「自分にはバイトで培った゛無理、できないと言わず

    ゛逆境に耐える力がある」と信じ、活動。愛知県内の信用金庫から

    念願の内定を得た、という記事。

     

    社会人となり、旧友は「仕事がつらい」と愚痴を言う。

    そんな時も゛すべてをプラスに解釈゛する前向き思考が生きる。

    「伸びるためのチャンスをもらっているんだ」

                (中日新聞、2011年1月6日一面より引用)

     

     

    「千と千尋の神隠し」は、2001年7月20日に公開されました。

    主人公、千尋は小学4年生で10歳という設定でした。
     

     

     神隠しに遭っていた時間を考えず、単純に計算すれば、

    現在20歳、今の「ゆとり世代」であり、

    そろそろ就職を考えなければならない年令になっています。

    大学1年生か、2年生でしょうか・・・

     

     

    神の世界で「生きる力を呼び醒ま」した千尋。
     

    (当時の映画のキャッチコピー「生きる力」を呼び醒ませ!でした)
     

    彼女なら恐らく、就職前線に果敢に挑むことができるのではないでしようか。

     

    宮崎駿監督は、映画の中で発揮される千尋の主体性は、

     もともと彼女の中にあったものだと述べていらっしゃたと記憶しています。

    (違っていたら、ごめんなさい)

     

    彼女は、神の世界で「変わった」のではないと。

     
    もともと、「生きる力」をもっていたのだと。

     
    そして、それは千尋に限らず、子ども達みんながもっているものなのだと。

     

     

    でも、その時の子ども達は今、「生きる力」を見失い、戸惑っています。
     

    今、就職活動で悩んでいる若者達は、

    小学生の頃「千と千尋の神隠し」を劇場でみた子ども達なのではないでしょうか。
     

     

     
     
     就職活動で悩んでいる皆さん。
       

     皆さんの中には「千尋」と同じ「生きる力」が眠っています。
       
       
     当時の私は、まだ経験が浅くて、

    監督の言葉の意味がよくつかめていなかったと思います。

    が、この年になって、やっと理解できました。
     
     

     誰でも、環境によって「生きる力」が出せるのです。
     

     

     「カオナシ」が、経済理論(バブル経済)によって成り立っている油屋で化け物となり、

     必要最小限のモノしかないような静かな銭婆の家では穏和な存在になり得たように、

     

     

     千尋も「油屋」という逆境において、「生きる力」を覚醒させたのです。

     

     

     千尋は最後、湯婆婆にこう言います。
     

     「お世話になりましたconfident
     
      

     私の脳内で、冒頭で紹介した、Kさんと重なります。
     
    今、就職できず、悩んでいる皆さん。

     
    皆さんは決して、「ゆとり世代」のモンスターな若者・・・ではありません。

    ただ、これまで、あなた方を強くする「逆境=試練」がなかっただけです。

    だから、今、あなたたちに「逆境=試練」が与えられているのです。

     

     いま、戦っているあなた方は「千尋」です。
     

     「千」になってはいけません。

     

     「ゆとり世代」という名前ではないのです。
     

     あなたは、あなた。
     
     

     あなたの中には必ず「生きる力」があるはずです。
     

     
     
     

     あきらめず、たくさん失敗をして強くなっていってください。
     

     素直な心で、助言する援助者(年上)に従ってください。
      

     きっと、あなたの「shine生きる力が覚醒shine」されるはずです。
     
     

     何年か後、あなたはきっとつぶやくことがあるでしよう。
     
     

     「就職活動は辛かった、でもいい経験だった。」
     
      
      

     私は銭婆になりましょう。

      
    「大丈夫、あんたならやり遂げるよ」 

    2011年1月 6日 (木)

    続、「千と千尋の神隠し」と「トイレの神様」

    heart02昨日、ドラマ「トイレの神様」をみました。

    植村花菜さんを芦田愛菜ちゃんと北乃きいさん。
    おばあちゃん役を岩下志麻が演じていらっしゃいました。
     
    岩下志麻さんのおばあちゃん役は最高でしたね。
    おばあちゃん、というにはshine美魔女ぶりshineでしたが・・・

    さて、前回書いたブロクに
     
    「千と千尋の神隠し」で印象的だったのは
    ぞうきんがけをしている千尋のシーン
    と書きましたが、
     
    愛菜ちゃん演じる植村花菜が、

    おばあちゃんの家をぞうきんがけしている場面があり、

    ひとり、「重なったheart02」と喜んでいました。
     
     
    ぞうきんがけはやっぱり大事です。
     

    しかし、うちの息子は・・・
    ①上の息子→冬休みの宿題がまだ終わっていない。
    ②下の息子→昼食後、遊びに行って帰ってこない。
    です。

     ぞうきんがけ、どころの話ではありませんannoy

    こやつらの社会人基礎力が心配です。

     

     

    さて、まじめな話。

    昨日のドラマをみて、また神話との関わりを考えました。
     
    今回は、
    crown認めてくれる人crown
    です。
     
     
    私も「絶対的に認めてくれる人」がいました。母と祖母です。
    一番は母ですが、祖母もまた認めてくれていました。
    本当、いい孫じゃなかったのに・・・
    恩返しもしていないのに・・・
    2年前、最期の時を迎えていた祖母を思い出し、
    ドラマを泣きながら視ていました。

    人が成長するには「認めてくれる人」が必要なのだと、
    「花菜なら、大丈夫」
    というおばあちゃんのセリフを聞きながら、
     
    日本神話のオオクニヌシを、
    千と千尋の神隠しの千尋を、
    思い浮かべていました。
     
    オオクニヌシには愛妻スセリビメ、
    千尋には川の神ハク、
     
    そういえば、NARUTOのナルトも
    ペインとの対決の中で父ミナトに、

    「おまえなら、絶対だいじょうぶだ」
    と言われていましたね。
     
    今度は私が「絶対だいじょうぶ」と言う番なのでしょう。
     
    子育ては、なかなか思うようにいきませんが、
    息子たちに「あなたなら絶対だいじょうぶ」といえる存在にならねば、と思います。
     
    花菜さんのおばあちゃんのように・・・

     

    そういえば、神話や昔話には「老人の援助」という物語要素があります。

     

    人生経験を積んだ老人が、未熟な青年に助言したり、手を貸したりするというものです。

    「千と千尋の神隠し」にも、釜爺や銭婆がいましたね。

    映画のラスト、銭婆が千尋をだきしめ、

    「だいじょうぶ、あんたならやり遂げるよ」

    という場面があります。

    この場面と、花菜さんのおばあさんが花菜さんを東京に送り出す場面と、

    「重なる」と思っていただけたら幸いです。

    (詳しくは『徹底比較 日本神話とギリシア神話』助言する老神、参照。)

    2011年1月 5日 (水)

    「千と千尋の神隠し」と「トイレの神様」

    ■ 千と千尋の神隠し、金曜ロードショー 放映 ■

    「千と千尋の神隠し」は何度視てもすばらしいですね。

    視るたびに、いろいろと考えさせられます。

    現代、「社会人基礎力」が話題となっていますが、

    「千と千尋の神隠し」は、

    子どもに社会人基礎力を教えるに適材の映画です。

    もし、どこかの小中学校が、

    「千と千尋の神隠し」で神話や社会人基礎力の話をしてほしいといわれれば、

    ボランティアで行きたいぐらいです。

    (講師料はいらないけど、交通費はくださいcoldsweats01

    今回は「トイレの神様」とが、私の脳内で結びつきました。

    昨年の紅白歌合戦で、「トイレの神様」を聞き、思わず泣いてしまいました。

    私も幼児期から思春期まで、田舎(世界に認められた生物多様性が息づく町です)で、

    おばあちゃんと暮らしていました。

    shineトイレ掃除すると美人になるでshine

    は、母からも祖母からも教えられたことです。

    下の息子(6歳)が紅白の「トイレの神様」を聞いていて、

    「だ~か~ら~、

    この人(植村花菜さん)

    べっぴんさんになれたんやねhappy02

    といったときには泣きcrying笑いhappy02していました。

    私の祖母も2年前に亡くなりましたので・・・

    coldsweats01さて、「千と千尋の神隠し」と「トイレの神様」がどのように結び付いたかというと、

    「川(や)の神様をきれいにする」

    です。かなり、ムチャな気もしますが、おつきあいを・・・

    昔、トイレを厠 (かわや)といっておりました。

    「かわや」は『日本書紀』にもみられる古い名前で、

    江戸時代の国学者本居宣長が、その語義を水上、

    つまり川の上で用便する原始的な水洗トイレ、「かわ屋」と考えました。

    『古事記』には、「かわや」で用を足していた姫さまと結婚したくて、

    大神さまが、その「かわや」の穴から丹塗り矢に化して侵入し、

    結婚したという、驚きのエピソードがあります。

    (詳しくは『徹底比較 日本神話とギリシア神話』参照。)

    かつて、日本神話の時代では「川」は衛生を守る存在でした。

    汚れを流し、清浄をあたえてくれるのも川の役目だったのです。

    この「かわや」の神様を、「厠神(かわやがみ)」といいます。

    「トイレには、それはそれはきれいな、女神さまがいるんやで」

    この言葉で想起するのは、中国の厠の女神、紫姑神 (しこしん)ですね。

    中国では、5 世紀ころからトイレの女神さまを祭っていたようです。

    正月 15 日 (元宵節) に紫姑神を迎え、その年の農作物の不出来や

    養蚕について占いをするお祭であったようですね。

    この女神さまの由来は、次のような伝説です。

    唐の則天武后時代、美しい女性が、官僚であった李景の妾になっていたそうです。

    何麗縁という名で、学問もあったので、李景にたいへん愛されていました。

    ところが、李景の妻にひどく嫉妬されてしまい、ついには厠の中で殺されてしまいました。

    そこで中国神話の最高神である天帝は、これを哀れんで神としたといわれています。

    この女神が「紫姑神」です。

    また、お隣の国韓国では、家庭内の守護神であるソンジュに従う、

    刑罰を執行する女神とされています。

    若いのに気難しい女神と考えられているようですね。

    詳しい方、どうぞ教えてください。

    日本では、トイレに女神がいるという言い伝えはみられませんが、

    やはりカマドの神さまのように、家を司る女性を守護する神さまの特徴があります。

    (カマドの女神さまについても『徹底比較 日本神話とギリシア神話』参照)

    飛騨地方では、厠神の手伝いがないと出産が軽くないと伝えられているそうです。

    ギリシア神話にも出産の女神がいて、

    レトという女神が出産できず、困ったというエピソードがありますね。

    そういえば、妊娠したときに、しっかりトイレ掃除をすると美しい子が生まれるときいて、

    トイレ掃除がんばっていましたっけ。

    お陰様で、息子2人は私よりはよくできた顔になっています(親バカcoldsweats01

    出産した後、 3日目に「雪隠 (せつちん) 参り」といって、

    産婆さんに抱かれて赤ちゃんが厠神に参るところもあるとか。

    どなたか詳しく教えてください。

    (便所神については『日本の神々 多彩な民俗神たち』を参照。)

    「千と千尋の神隠し」で、印象的なシーンが

    千となった千尋が、油屋の床をぞうきんがけしているところ です。

    うちの子どもの小学校の先生からも(かつては幼稚園の先生にも)「家事手伝い」させてください、と指導されました。

    掃除は「生きる力」に直結するんですよね。

    特に、他人がいやがる掃除を自分からできる子どもは、

    shine将来、立派に生きていけるshine

    ような気がします。

    松下幸之助さんは、だれよりも早く会社にいって仕事をする前にトイレを掃除していたそうです。

    本田宗一郎さんも普通はかくれたところに配置するトイレを工場の真ん中において大事にしたというエピソードも有名です。

    人が嫌がることを自らすすんで行える行動力・・・

    現代の子ども(特にうちの子たち)に必要だと考えさせられました。

    社会に出れば、嫌な仕事があるとすぐに逃げるか、

    他の立場の弱い人に押付けてくるような人間もいます。

    でも、そんな人は信頼されないでしょうし、経験知もないでしょう。

    良い仕事もまわってこないように思います。

    トイレ掃除を平気で、喜んで行う人間には、

    汚い川の神さまを綺麗にしようと立ち向かった千尋が、

    川の神さまからご褒美に「ダンゴ」を与えられたように、

    神さまから愛され、いい仕事、いいめぐりあい、

    いい心持ちになれるのかもしれません。

    汚くなった川(や)の神さまをきれいにすること・・・

    それは、今の日本にとっても大事なことなのかもしれません。

            

    2011年1月 4日 (火)

    でぷっと、な。

    かにのたべすぎで、でぷっと・・・・・

    今年、というか、現在というか、お腹の でぷっと をなんとかせねば。

    今年こそpunch 今年こそpunch

    大胆に・・・・

    shine美魔女化( ̄▽ ̄)shine

    誰だっ、そこで笑ってるのはannoyrock

    デイリーポータルZ

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    参考資料

    • 佐々木隆氏: 「千と千尋の神隠し」のことばと謎
    • 岸 正尚氏: 宮崎駿、異界への好奇心

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